消火器点検悪徳業者の例

被害者は多い

消化器は普段使う機会がないのですが、いざというときにはちゃんと使える必要があります。
万が一火災が発生したときに、消化器がきちんと機能しなかったら大変なことになってしまうでしょう。
火災というのはいつ起きてしまうのか誰にも予想することはできないため、どんなときでも消化器が機能を発揮できるようにしておかなければいけません。

消化器は定期的に点検しておかないと、ひょっとしたら使い物にならなくなっている可能性があります。
異常のある消化器が見つかった場合には、すぐに新しいものと取り替える必要があるでしょう。
消火器の点検については自分で行うこともできるのですが、それだと不安なため業者に確かめてもらいたいという方は多いです。

大部分の業者は消化器の状態をきちんと点検してくれるのですが、一部の業者については悪質な活動をしていて、被害を受けている方はたくさんいます。
特に家庭を訪問して、その場で消化器をチェックして、無理やり契約を進めていこうとする業者もあるため注意してください。

具体的な手口

消化器点検の悪徳業者はたくさんの消化器が置いてある施設を狙うことが多いです。
スーパーや百貨店、私立の学校などを訪れて、点検をしようとします。
本社から依頼されて訪れたように装って来るため、信頼してしまうのです。

実際に訪問するまえに事前に電話をかけているケースも珍しくありません。
点検については内容はとてもいい加減なものが多くて、しかもその内容は一見それらしいものとなっています。
合法的なように見える契約書を提示してくるため、ついサインしてしまう方が多いのです。

全国各地で被害が多発しており、高額な料金を請求されてしまい、それを支払ったという方もいます。
自宅を訪れることもあり、消化器に問題があるからという名目でお金を取ろうとします。
しつこく契約書への署名を求めてしまうため、面倒になりつい署名してしまうケースもあります。

実際に消化器を持ち帰ってしまい、後日高額な請求書が送られてくることもあります。
請求金額が高額であることを知って、初めて相手の業者が悪徳であったと気がつくケースは多いです。
きちんと支払わないと裁判沙汰にすると脅されてしまったり、ときには脅迫的な言葉を使うケースもあります。

消化器を返還してほしいと訴えてもそれは簡単に拒否されてしまうでしょう。
このように悪徳業者による消化器点検というのは数々の問題点が存在しているのです。

被害にあわないためには、まず業者が普段出入りしている契約業者であるかどうかを確認しましょう。
その場でお金を支払ってしまうのは絶対にやるべきではありません。
もし少しでも業者について不審な点があった場合には消防署へ連絡しましょう。