マイナンバーを使った詐欺の手口

嘘の情報もたくさんある

日本で新しい制度が誕生する際には必ずそれに便乗していろいろな詐欺が頻発するようになります。
詐欺というのは、人々の不安な気持ちや無知などにつけこんで行うものであり、マイナンバーというのは格好のターゲットとなるのです。
マイナンバー制度が始まるということは知っていたとしても、その詳細については何も知らないという人がたくさんいます。

たとえば、インターネットにはたくさんの情報が出回っているのですが、その中には嘘の情報もたくさんあります。
何が真実であるのか分からなくなってしまう方というのはたくさんいて、そういう方が被害に合いやすいです。
きちんと調べればすぐに分かることなのに、自分の中の常識で危ない橋を渡る方がいるのです。

ひょっとしたらこれまでになかったような新しいタイプの詐欺が誕生するかもしれないのです。
また、実際にどのような詐欺が行われているのかを知ることは対策を取るためにとても重要でしょう。
今後はかなりの被害が予想されているマイナンバー詐欺について、きちんと対策をしておきましょう。
特に高齢者の方は詐欺に騙されやすい傾向があるため、十分注意しておくべきです。

マイナンバー詐欺の手口

マイナンバーについてはかなり詐欺の手口が巧妙化しているため注意してください。
たとえば、電話口でニセのマイナンバーを教えられて、そのあとに別の電話がかかってくるというケースがあります。
その電話主はマイナンバーを貸して欲しいと伝えてきて、その人に教えてしまったことによって、さらに後日電話がかかってきて、マイナンバーを人に教えるのは罪になるから現金を支払いなさいといわれてしまうのです。

このように複数の人物を偽って電話をかけてきて、一つのストーリーを作り上げてしまうのです。
まさか、それぞれの電話の相手が全員詐欺に関わっている人だとは思わない点に、このタイプの詐欺の怖さがあります。
その行為は犯罪に当たるから解決するためにお金を振り込め、と命令されてしまい詐欺にあうケースというのは多いです。

この場合、自分が悪いことをしたと思い込んでしまう点がポイントとなっています。
お金を支払う動機がきちんとあるため、それを断ることができなくなってしまうのです。

最近は個人情報の流出が問題視されることが増えているのですが、それを利用した詐欺もあります。
マイナンバーが流出されてしまったために取消料としてお金を支払えと要求されてしまうのです。
実際に数百万円を脅し取られてしまったという被害が発生しているため、注意しましょう。
特に高齢者の方は簡単に騙されてしまうことが多いため、注意が必要です。