局員や業者を装った詐欺の手口

安心してはいけない

詐欺の手口として、局員や業者を装うというケースはとても増えています。
詐欺をする方というのは、自分は怪しいものではないことを証明するために、さまざまな方法を駆使するのです。
たとえば訪問販売をするふりをしたり、アンケート調査をするふりをするというケースがあります。

社会的に認められていて、とても信頼できる組織の名前を出されてしまうと人はつい信用してしまうものです。
しかし、本当に相手がその組織から訪れた人であるとは限らないのです。
きちんと証明してもらおうとする方はほとんどおらず、相手の言っていることを鵜呑みにしてしまうケースが多いです。

詐欺師はとにかく相手を安心させるために自分の身分を偽ることがよくあります。
まったく罪悪感を持たずにやっているため、少しも挙動におかしな点は見当たらないのです。
そのため、つい信じてしまうという方は多く、そのままさまざまな説明を受けて騙されてしまいます。

局員や業者を装う詐欺の手口

たとえば水道局の職員のふりをして家庭を訪問して、蛇口の取り換えやアンケート調査、錆止めといった名目で家の中に入ることがあります。
基本的にこれらの行為は各家庭から依頼しない限りは水道局員の方から訪れることはないのです。
基本的に役所側から各家庭を訪れて何かを点検する際には、事前にそのことを伝えるための書類が送られてくるはずです。

中には本当に水道局の方が訪れて、何かを確認していくことがあるかもしれませんが、その際には必ず事前の連絡があるはずです。
事前の連絡はなく、こちらからも依頼をしていない場合には、相手の言っていることは嘘だと判断した方が良いでしょう。

その他のケースとしては、下水の点検をするための清掃作業を勝手に行い、そのあとに高額な料金を請求されるというケースです。
清掃作業をして、さらには高額の料金を請求されるというケースは、自分から依頼したのでない限りはありえないでしょう。
料金が発生するような作業を無断で行うのは通常はありえない行為だと理解しましょう。

他にもいろいろな業者が同様の手口で詐欺行為を行おうとしているため気をつけましょう。
たとえば、外壁のチェックをしたいと業者の方が申し出て、無料だと言っていたにも関わらず、あとから高額請求されるというケースがあります。
このような行為をする人達は正規の業者の人間ではないため、とても怪しいです。

基本的に無連絡で訪問してくる方達のことはまったく信用しない方が良いでしょう。
たとえ詐欺をしようとしているのではなかったとしても、勧誘のために訪れてくることもあるのです。
本当に必要のある訪問以外はすべて無視をしても構わないのです。