クレジットカードのチャージバック制度を利用した返金対策

悪質な詐欺被害を救済するチャージバック制度の実態

インターネット上の詐欺事件が多発する中、被害者を救済する最後の砦として注目されて居るのが、クレジットカードのチャージバック制度です。

これは、身に覚えの無い不正利用や悪徳業者による商品の未着など、理不尽な理由で消費者が不利益を被った際、クレジットカード会社に対して異議申し立てを行い、売上の取り消しと返金を求める事が出来る仕組みと言われています。

巧妙な手口で金銭を騙し取る詐欺業者が横行して居る現代において、一度支払ってしまった代金を取り戻す為の極めて有効な対抗手段とされています。

しかし、この制度は無条件で即座に認められる都合の良いものではありません。被害の状況を正確に伝達し、カード会社による調査を経て、正当性が認められた場合に売上が取り消されるという、極めて厳格な手続きを経る必要があるのが実態です。

クレジットカード会社が認める厳しい適用条件の全貌

このチャージバック制度を利用して返金を実現する為には、クレジットカード会社が定める極めて厳しい適用条件をクリアしなければならないとされています。

主に認められ易いケースとしては、全く身に覚えの無い第三者による不正利用や、代金を支払った物の商品が一切届かないといった、明らかな債務不履行が挙げられます。

一方で、届いた商品のデザインが気に入らないといった個人的な理由や、購入者自身の重大な過失によるトラブルの場合は、制度の対象外となる可能性が高いと言われています。

また、申請には厳格な期限が設けられており、一般的に取引日や請求日から60日〜120日以内に行動を起こさなければ、申請の権利を失うことになるとされています。被害に気付いた段階で一刻も早く適用条件を満たして居るかを確認する事が、重要と言えるでしょう。

泣き寝入りを防ぐ為の異議申し立てと具体的な申請手順

残忍な詐欺被害に泣き寝入りしない為には、迅速かつ正確な手順で異議申し立てを行う必要が有ると言われています。まずは、詐欺の事実を客観的に証明する為の証拠集めが不可欠とされています。悪質な業者とのメールのやり取りや、偽サイトのスクリーンショット、利用明細などを詳細に保存しておく事が求められます。

その後、カードの裏面に記載されて居る連絡先へ早急に電話を掛け、被害の状況を冷静に説明した上で、調査依頼書などの必要書類を速やかに提出する流れになると言われています。カード会社は提出された証拠を元に厳格な調査を開始し、被害者の主張が正当であると認められれば、数ヶ月後にようやく代金が返還される仕組みとされています。

被害者の怒りに火をつける詐欺業者に対抗する為、毅然とした態度で手続きに臨むべきでしょう。