セミナー詐欺の手口と種類

セミナー詐欺の手口とは?

プログラミングや投資、起業など、様々なキャリアアップやスキルアップを狙い勉強会やセミナーに積極的に参加しているという方は、学生・社会人を問わず少なくありません。
しかし残念ながら、「高額な教材を売りつけられた」「事前に伝えられていた内容と全く違うセミナーだった」など、悪質な詐欺のようなセミナーが存在しているのも事実です。

【人生が変わる!】【キャリアップに絶対に有利!】など魅力的な謳い文句を持つセミナーは多いものですが、詐欺セミナーにありがちな手口を知ることで、自分の状況や今から入会しようと思っているセミナーをチェックすることができます。
セミナーの参加を勧められているものの不安に感じているという方や、今入会しているセミナーが詐欺なのでは?と疑っている方は、セミナー詐欺の手口を知ることでそんな不安を解消できるかもしれません。

まず悪質なセミナーを見分けるためには、勧誘がどのような方法で行われているかを確認しましょう。
メールや広告などオンラインを通して勧誘されることもあれば、交流会やパーティーなど人を通して勧誘されることもあります。
特にSNSなどのメッセージ機能から勧誘されるというケースが、近年増えているようです。

その際、【絶対に儲かる!】【とにかく稼げる!】など、あなたに有利であるということを強調しながらも実際にどのような内容のセミナーなのか具体性に欠けている時には、詐欺セミナーを疑う必要があります。
将来の不安を煽ったり【今、チャンスを逃したら後がない!】など焦らせる言葉で勧誘してくる業者にも、要注意です。

また、詐欺セミナーに参加する時にも確認したいポイントがあります。
というのも、説明会や体験セミナーなどの名目で実際に呼び出して本格的に勧誘するのが詐欺の主な手口です。
登壇するセミナーの講師は、あなたに共感できるような経験をシェアしどのように人生が変わったか、などを話すことで、自分でも成功できるのかもという気持ちにさせるのが特徴です。

講師が過去の失敗を赤裸々に語っているのに、どのように成功したかという点で具体性がない場合には注意が必要と言えるでしょう。

セミナー詐欺を見抜くためのポイント

セミナー詐欺を見抜くための具体的なポイントとして、目的がはっきりしないセミナーは詐欺行為だと認識しましょう。
「成功のノウハウを学ぼう!」「若手実業家と会話ができるミーティング」など、目的のはっきりしない勧誘行為によって人を集め、その後高額な料金が発生するセミナーに無理やり入会させるという手口があります。

目的を隠して人を勧誘する行為は特定商取引法で禁止されていますので、要注意です。