競馬予想会社の詐欺手口と対処法

競馬予想会社の詐欺手口とは?

競馬をしたことのある方なら、数百円の馬券を数十万数百万円に変えるのがどれほど難しいことかよくご存知のはずです。
少しでも利益を得るために競馬予想会社を利用したいと考えている方も多いのですが、近年競馬予想会社の詐欺が横行しているので注意が必要です。

競馬は古い歴史があるだけあって、予想会社も非常に多く、どれを選べば良いのか分からない、どの会社が詐欺会社か分かりづらいと思っている方もいらっしゃるでしょう。
残念ながら、現在競馬予想会社のなんと90%は素人がプロを装って信頼性の低い予想を法外な高額で販売している詐欺業者です。
競馬予想会社を利用して競馬を続けたところ、反対に借金まみれになってしまったというケースも珍しくないため注意が必要です。

多くの競馬予想会社は、警察に逮捕され立証される詐欺罪に問われないギリギリのラインを狙って、お金を騙し取っています。
ですから利用者である私たちが、その手口を知り、しっかりと対策をする必要があるのです。

まず、最も多い手口の一つは八百長レースという嘘の利用です。
競馬会社に登録するために電話番号を登録すると、競馬予想会社から電話がかかって来るというのが一般的なケースです。
そこで、「今週末に八百長レースが開催されますよ」というリークが入るのです。

八百長レースとはすでに勝敗が決まっている出来レースなのですが、JRAは公式に八百長レースの存在を否定しています。
八百長レースがあるとリーク情報を持ちかけてくる競馬予想会社は違法ですので、要注意です。

詐欺で立証されないよう、詐欺師はメールやテキスト形式ではなく必ず電話で八百長レースの話を持ちかけてくるのが特徴です。
JRAが主催する競馬に八百長レースは存在しませんので、絶対に利用しないでください。

競馬予想会社の詐欺を見抜く方法

では、競馬予想会社の詐欺会社を割り出すためにはどうすれば良いのでしょうか?

まず一つ目に、ドメイン取得日を調べることで実績を捏造していないか確認できます。
ドメイン取得日とは、サイトをオープンした日のことです。

ドメインを取得した後でなければ競馬予想を含むページはリリースできないため、ドメイン年齢を調べるサイトに競馬予想会社のホームページアドレスを入力しましょう。
そこでドメイン取得日を確認し、それ以前の的中実績が存在していないかを確認します。
ドメイン取得日よりも以前の実績をサイトに掲載しているなら、実在していない実績を掲載している詐欺会社ということになります。

また、多くの競馬予想詐欺業者は複数の競馬予想会社を運営しています。
IPアドレスというインターネット上の住所を確認することで、いくつの競馬予想会社を管理している業者かどうかを確認できます。
全く種類の異なる競馬予想会社を複数運営している会社は、詐欺会社の可能性が高いのです。