結婚詐欺の手口

実は身近にある結婚詐欺

多くの人が結婚詐欺とは無縁だと思っているものです。
しかし、意外と身近で結婚詐欺の被害は出ています。

特に狙われるのが女性の中でも高学歴高収入、高年齢の人たちです。
自分は大丈夫と思っていてもいつ当事者になるかはわかりません。
そこで、ここでは実際にあった結婚詐欺の手口を紹介していきます。

インターネット婚活に注意

結婚詐欺の手口として最も多いのがインターネットを通じての詐欺です。
最近ではインターネットを通じての婚活が流行しています。
インターターネットを用いての婚活は、空き時間で相手探しができること、手軽に希望条件に合う異性を見つけられること、日頃出会えないような地域の人とも出会えることがメリットです。
しかし、その反面相手の素性がわからないというデメリットもあります。

最近ではこのようなトラブルを避けるために結婚紹介所や婚活サイトでも厳しい審査が設けられています。
しかし、詐欺師というのはこのような場面でも上手に切り抜けられてしまうこともあるものです。
そこで、残念ながら少しは相手を疑うことも必要となっています。

多くの人が話し上手で優しい

結婚詐欺の被害に遭った多くの人が「そんな人には思えなかった」と口にします。
交際中に詐欺師のような悪い人に感じないのです。

詐欺師の多くが話し上手ですし、聞き上手です。
一緒にいて楽しいですし、相談にも乗ってくれ、なぜこの人が結婚できなかったんだろうかと疑問に思うことも多々あります。
このようなことが疑問として浮かんだら、もしかして詐欺かもと疑う方が良いかもしれません。

また、自然と詐欺ができるか確認してくるのも特徴です。
詐欺のターゲットとなる相手であるか、詐欺師は会話の中で自然にリサーチをかけます。
そのため、被害にあった人は自分が貯金額や勤め先、職責等言った記憶がないことがほとんどです。

もしも聞かれて疑問に思っても、結婚を意識しているから、とか話の流れで聞いてみただけとか上手に切り抜けるため、あまり気になりません。
そのため、気づかぬうちに自分の個人情報をあれこれ伝えてしまいターゲットとされていることがあるのです。

また、優しく自分を女性らしく扱ってくれる人が多いです。
優しいために知らず知らずのうちに気を許してしまいます。
そして不信感を抱かなくなってしまい油断してしまうのです。

人を疑うことは決して良いことではありません。
しかし、結婚というのは一生のことです。
ですから詐欺師かどうかということだけでなく、価値観含め見極めが重要なことですから、相手を厳しく見る必要があります。
もしもきになることがあれば相手にしっかりと聞くことも重要ですし、SNSやインターネットを利用して相手のことを調べてみるのも一つの手段です。