2012年「ペニーオークション詐欺事件」について

多くの芸能人を活動自粛に追い込んだ、ペニーオークション詐欺事件

小森純さんを始め、ほしのあきさんなど、当時絶頂のタレント、芸能人を、活動自粛に追い込んだ詐欺事件として知られているのが、ペニーオークション詐欺事件です。
こちらは2012年に発覚した詐欺事件で、他にも数多くの有名人が、自らのあずかり知らぬ所で巻き込まれ、活動休止、自粛などに追い込まれました。

ペニーオークション詐欺事件は、オークションサイトが活用された詐欺事件で、アロマ加湿器や各種電子機器が、格安価格で落札出来ると触れ込まれ、多くの方が利用。
しかし、実際の所その価格で落札できるような商品があるどころか、きちんとしたオークションサイトとしての機能も満たされて居らず、詐欺事件へと発展したとされています。

芸能人がペニーオークション詐欺事件に巻き込まれた理由は、サイト運営会社から、仕事として宣伝を頼まれたことが理由です。
自身のブログを使って、実際には落札をしていない商品を落札したと宣伝し、オークションサイトへと誘導するように依頼され、その結果、詐欺の片棒を担ぐこととなったのです。

いずれも所属事務所を通して依頼された話で、事務所側の確認ミスによることが大きいとされていますが、実際にブログを書いたのは本人。
お金は貰っていない共されていますが、当時影響力の強いタレントのブログで多く取り上げられた事もあり、大きな事件へと発展したのです。

現在も残るペニオク詐欺事件の被害

活動休止に追い込まれたタレントは未だに活動を自粛している方が多く、このまま芸能界引退へと追い込まれる可能性が少なくありません。
現在活躍しているタレントでも、その事件に関わってた芸能人は多く、当時多くのバッシングを受けたとされています。

ブログ内で問題のオークションサイトを紹介する、いわゆるステマ行為を行っていた方も多く、ギャランティとしてお礼を支払われた方もいるそうです。
が、表立って取りざたされる事が無かった結果、現在知らぬ存ぜぬを貫き通している芸能人も多くいます。

この事件でも一番の被害者は、ペニオクサイトに誘導された一般ユーザーですが、加害者の片棒を担ぐ一方、被害者の1面を合わせ持っていると言えるのが、各芸能人と言えるでしょう。
影響力が強い芸能人のSNS関連だからこそ、ここまでの事態に発展してしまったとされています。

ファンの中には、ブログを細かくチェックして、芸能人が使っているスキンケア商品やアイテムをすぐ購入するという方も少なくありません。
そんなファン心理、ユーザー心理を逆手にとった、非常に狡猾な詐欺事件として、現在でも多くのタレントを苦しめ続けて居るのです。